紅葉・四季の樹木 | お寺のみどころ | 三重県いなべ市の禅寺 聖宝寺
紅葉・四季の樹木

聖宝寺境内の風景は昔から絶景地として名高いです。
春は桜、夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪見と、四季とりどり遊客を楽しませてくれます。
血のもみじ
先代の良哉住職は、石段の建立や大鐘の再建など色々な事業を行っておりました。桜を寺の外周に植えて春の桜を楽しんでもらったり、滝の広場を利用して夏の避暑地として利用していただいたり。
そして、秋には紅葉を楽しんでもらおうと考えました。
明治時代までは、庭にはお稲荷さんの杉のご神木と香木(日本白檀)、自生したツゲの木、イチョウの木があるだけで、モミジやカエデがありませんでした。そこで、良哉住職は自らいろんなカエデを植えていきました。それが大正年間のことです。
今はその樹たちが大きくなり、秋に紅葉を楽しませてくれます。
先代住職の思いが今実ったわけです。
現在、聖宝寺でご覧いただけるカエデは、ハウチワカデ・ヤマカエデ・イロハカエデ・キョウカエデの4種類です。
血のもみじは、ある方が「戦国時代にこの地で亡くなった僧侶たちの思いがこの木に宿り、燃えさかるような真っ赤な色に紅葉するのだ」と仰ったことが元になっているそうです。そして、いつしか「血のもみじ」と呼ばれるようになりました。
花ごよみ
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