回遊式庭園 | お寺のみどころ | 三重県いなべ市の禅寺 聖宝寺
回遊式庭園・鏡池

平安時代に仏教が普及するにつれ、仏堂の前に極楽浄土をかたちどった浄土庭園が造られました。
平安の浄土庭園は、池の中に帝釈天が住むという須弥山(しゅみせん)を置き、そこへ呉橋(くれはし)をかけるのが定番でした。
聖宝寺の泉水はこの特徴を持っており、平安時代の造池といわれる名庭です。
このように庭園は浄土の教えと深い係わりがあり、その中心である池は浄土池と呼ばれます。
池の周囲に沿って歩道があり、どの角度からも庭園を楽しむことができます。(池泉回遊式庭園)
春は桜、秋は紅葉、冬は雪化粧と四季折々の美しい姿をみせてくれます。
鏡池
庭園にはさらに浄土池とつながる形で鏡池があります。紅葉シーズンには真っ赤なもみじが池に写り込み『さかさもみじ』を楽しむことができます。
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